2007年12月3日月曜日

ポイントサイトの現状

ポイントサイトは昨年度の方が活発であったと言えましょう。

今年の春頃から徐々に広告利用時の承認条件が厳しくなり、広告を閲覧するだけでポイントがもらえるクリック広告が減少しはじめました。

また一部のポイントサイトではポイント交換条件が悪くなりました。ポイントを交換するための最低ポイント数を引き上げるポイントサイトが増えたのもこの時期です。

クリック広告、ゲームに参加するだけでポイントがもらえるのをウリにしていたポイントサイトはクリック広告を減少させた事で人気が離散してしまいましたね。

この傾向は現在でもやや続いております。もともとクリック広告は毎日、定期的にサイトを訪問してもらい、新着の広告がないかチェックしてもらうために設置されています。

何か訪問するメリットがないと毎日足を運んでもらえないからです。

ところが、利用する側はクリック広告にすっかり慣れてしまいました。数多くのポイントサイトに登録する人が増えた事により、ポイントサイトを短い時間に効率よく巡回する人が増えたわけです。

つまり、新着広告とか全然チェックしないでクリック広告がある場所だけを覚えて毎日そこしか訪問しない人が増えたわけです。

これでは、クリック広告を設置する意味が薄れたわけです。来店ポイントだけを持って帰る冷やかし客の割合が増えたわけですから。

そこで、各ポイントサイトの運営者もこれではいけないとルール変更を行ったわけです。これが利用者側から見た場合には改悪になりますので、△△のポイントサイトが改悪したと話題になり人気が離散する悪循環になりました。

現在では、会員ランクを取り入れるポイントサイトが増えてきました。これはポイント獲得数により会員ランクを分類して利用度の高い人を優遇する制度です。

楽天市場でもゴールド会員とかプラチナ会員とかありますよね。あの制度です。

例えば大手のポイントサイトの1つであるライフマイルではスマイル会員制度をとり、会員ランクに応じてクリック広告の獲得ポイント数を3段階に分類しました。

クリックしかしない会員はクリック単価が0.1円に落とされました。

それまでのポイントサイトは会員数の獲得を目指していたのですが、最近は優良会員の囲い込みに方針を転換しています。

ポイントサイトを利用する会員の方もどのポイントサイトを利用するか厳選する時代になったわけです。